だから、肉まん。〔短編〕



思いっきりツッコミたくなる俺をよそに、二人の間には沈黙が舞い降りる。




そんなに悩むなら、肉まんを買うの諦めればよいのでは?




険しい顔で腕を組む二人に、思わずそう口にしてしまいそうになる俺。


というか、どうして二人してそこまで欠金なのだろう。



聞きたいけど、聞けない。




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