近未来少年少女


……………
……


カオリは俺に一言“ありがとう”と言って笑顔になった

誰にも言えなかった事を打ち明ける事が出来てホッとしたのか、カオリは少しウトウトし始めていた


『眠いの?』


時計を見ると夜中の2時を過ぎていた


『うーん。遊んでると眠くなんかならないのに…今日はちょっと』

まぁ…今日は色々あったからな


『寝れば…?』


『うん……え?』


あれ…俺また変な事言った?
考えてみればここ俺の家だし……、ここで寝る訳にいかないよな

一様…俺も男だし


『いや、別に変な意味で言ったんじゃねーよ…』


『わ、分かってるよ!』

…………………
………


俺は『家まで送るよ』と言い、腰を上げた



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