近未来少年少女
外に出て五番街の家通りを歩いて行った
………
『別に送ってくれなくてもいーのに…。夜だから店通り行けば人居るし』
カオリが照れ隠しなのかブツブツ隣でぼやく
『ばーか、もしもって事があるだろ?それに危険な奴も少なからずこの世界には居るんだよ』
『ふーん♪』
ふーんって…
カオリはスキップをしながら俺の前を歩いていく
『ユウキ』
突然その足が止まった
『ん?』
『今日はありがとうね』
カオリがニコッと笑いながら言う
『それさっき聞いたよ』
『何回言ってもいいじゃん♪』
そう言うとカオリは再びスキップし始めた