近未来少年少女


………………………
………

パタンッ


俺は家に着いて、ベッドに横になった


天井を見つめながらいつの間にか
眠りについていた


……………………

…………


暫く経って目を覚ますと部屋は真っ暗で、手探りに携帯を探して開いた


画面の光で一瞬目が眩む


そして…時計を見ると19時過ぎだった


7時!?

いつの間に………


俺は制服のままな事に気付いて
急いで着替えた


一階に降りてリビングに向かうと部屋中にカレーの匂いが漂っていた

『あれ?あんた帰ってきてたの?』


台所でカレーを混ぜながら、おふくろが俺に気付いて振り向く

『うん、寝てた…』


ボソッと答えて冷蔵庫の中から
お茶を取り出した

『まったく!』

おふくろが背後で呆れたため息をもらす



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