近未来少年少女
┗九番街
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眠かったはずなのに、俺の眠気はすっかり覚めてしまっていた
家に帰って、横になっても何だか落ち着かない
あいつの顔が……
あいつの言葉が…頭から離れない
繰り返し、繰り返しさっきのやり取りを思い出していく
『あー!!!!もうッ!!
訳わかんねー!!』
俺は一人で声を上げた
その後、髪を掻きながら勢いよく立ち上がった
いてもたっても居られず、そのまま外に飛び出した
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『んで?こんな朝っぱらからなんだよ…?』
リーダーが眠い目を擦りながら、不機嫌そうに言った
俺は一人で考えても解決しないと思い、リーダーに助けを求めた
リーダーはコクリ、コクリと今にもまた寝てしまいそうだった
『ちょ、リーダー!まじで寝てる場合じゃないんだって!』
俺はリーダーの体を揺さぶって必死に叩き起こした
『わ、分かった、分かったから!』