近未来少年少女
え?え……?
俺は訳が分からなくて混乱していた
『分かった?』
釘を刺すような問い掛けが飛んでくる
『あ……はい』
俺は言われるがまま、小さく返事をした
メグミはなぜか『うーん……』と考え始め、最終的には『やっぱりメグって呼んで!』と言い出した
メ、メグでもメグミでもあんまり変わらないし……
ってかそんな事どーでもいいとゆーか………
俺はそう思ったが、口に出すのは怖いから心の中で言っていた
『メ、メグは…何で俺の事知ってるんですか?…』
先程浮かび上がった疑問をぶつけてみた、が
『あんた…あたしの事メグって呼ぶのに敬語で話す訳?やり直し』
なかなか先に進ませてくれない
『え………あぁ、じゃ…何でメグは俺の事知ってるの…?』
俺は渋々言い直した
つーか…めんどくせー!!
リーダーが会わない方がいいと言っていただけの事はある
メグミ改め、メグはニヤリと笑い
『あたしに知らない事なんてないのよ』と自信満々に言った
“メグミ”
この人がまだどんな人なのか分からないけど……
とりあえず俺が今まで出会った中で、強烈にインパクトがある人物である事は間違いない
……………
……