近未来少年少女
俺達は少し駄菓子屋の前で話した後、メグの“ちょっと付いて来なさいよ”の一言で場所を移動する事になった
…………
ど、どこに行くんだろ?
俺は黙ってメグの後に付いて行く事にした
……………
……
スタスタと歩くメグは二番街を抜けて、一番街の家通りに入って行った
『ここだよ』
メグが足を止めたのは一軒のプレハブ
俺や他の人達と同じプレハブだった
俺の予想では、リーダーみたいに独自の家があるような気がしてたけど………
確かリーダーはメグは神出鬼没で特定の場所には居ないって言っていた
だけど案外、普通の場所に住んでるんだなっと思った
俺は言われるがままに家の中に入ってみた
家は勿論、俺の家と一緒だけど、ガランとした俺の部屋とは逆に物が多くてゴチャゴチャしていた
しかも壁や物は原色使いの派手カラーで目が痛い
元から蛍光色の雑貨もあれば、明らかにこれ自分で塗っただろ?という物も存在した