近未来少年少女

………………………
………………

時間は過ぎて、俺は自分の部屋でのんびりとしていた
時間は22:00、もうそろそろ寝ようかな……?

今日は色々あったら疲れた

そう思ってベッドに入ろうとした時、玄関でガタガタと音がしている事に気付いた
………?

俺はそーっと廊下に出て、階段を下りた


『………お母さんー…?』

玄関に座り込んでる人影が見えて、恐る恐る声を出した

ドキッ!!っとしたみたいで、人影はビクッと背中を震わせた


振り向いた顔は……やっぱりお母さんだった

足元と手元を見ると、丁度靴を履いてる所だった


『どこか行くの……?』

俺は近付いて聞いた

今日は仕事休みの筈だし…こんな時間出掛けるなんて今まで一度もなかった

お母さんは履こうとしてた靴をとっさに横に隠して


『ユ、ユウキ……まだ起きてたの……?』と声を詰まらせた



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