近未来少年少女
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ガラッ
教室のドアを開けると、丁度昼休みの時間でザワザワとしていた
『あー!やっと来たな』
すぐに近付いて来たのは、さっき電話をかけてきたフク
俺は自分の席にカバンを置いた
周りを見ると皆まだ昼ご飯の真っ最中だった
グゥ……
それを見た瞬間、腹の音と同時に今日はクリームパン一個しか食べていない事に気付いた
腹減ったな……
『フク昼食った?』
コーラをゴクゴクと飲んでる
フクの方に目を向けた
『食べたよ』と満足そうな顔をしているフクにすぐさま問いかける
『何食べたの?』
すると
『えーと学食でカツ丼とポテトとクレープと…』
手で数えながら答えた
どんな組み合わせだよ…
『あー後、プリンも食べたよ!』
そう言ってまたコーラを飲んだ
『食いすぎだろ!
どんな腹してんだよ』
フクのお腹を触ると、ぷっくりと丸くなっていた
『ちょ、やめてよー』
そう言いながら避けた時、フクは思わず飲んでいたコーラをこぼした