近未来少年少女


座ってすぐに、リーダーが口を開いた


『ユウキはここにどうやって来た?』

………どうやってって…


『えーとミ…いや…、
Mって奴に案内されて…』

俺が言う終わる前にリーダーは

『M?どんな奴だ?』と顔を険しくした


ど、どんな奴って聞かれても………


つーかやっぱりみんなミノルを
知らないんだ


俺は簡単に色白で細身の少年、
俺と同じ歳くらいと説明した

その後少しリーダーは考えるように無言になった


…………………
…………


『ユウキは今日ここに来たんだよな?』


『うん…』


『じゃぁ色々分からない事だらけだろ?』


『色々っていうか…全部』

正直に言うと、リーダーはさっきの険しい顔とは違い、ニコッと笑った

『じゃ…今から色々教えてやる』



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