続*俺様王子とキケンな契約!?
「…っ!?何してるの!?」
「何って寝るんだろ」
そう言ったときには上半身裸の聖があたしの上にいて。
あたしの心臓は爆発寸前だ。
ど、どうしよ…
緊張で固まっていると聖はフッと笑った。
「なんつー顔だ。アホ丸出しだな」
おでこにチュッと口づけをすると、聖はあたしの上から退いた。
「7時までには起こせよ。起こさねぇならお前らの朝飯なしだからな」
口づけ以降触れことなくあたしの隣に寝転がる。
ほっと一安心…なんだけど…
それだけ?
「眠るの…?」
「何、期待した?」
まるで、待っていたかのように隣でニヤリと笑う。