続*俺様王子とキケンな契約!?



「だっ!だっていきなりぬぬ脱ぐしっ
び、ビックリ、する…じゃん」



「ああ、だって最近暑いだろ」



あ、暑いからって上半身裸にならなくたっていいでしょ!?


もしかして…あたしが知らないだけで同居生活のときもそうやって寝てたとか…


部屋が別々だったから知らないだけだったかも。



さっきより距離が遠くて何だか少し寂しい。


「……そっち、いっていい?」


何言っているんだろうか、なんて今は気にならなくて。



「……ムダにくっ付くの禁止つったろ」



「ちょっとだけ…」



少しでもいいから側にいたいの。



聖はしょうがないとばかりにため息をついてからフッと笑って言った。




「…芽衣、おいで」



くすぐったくなるような
とびっきり甘い声で。




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