続*俺様王子とキケンな契約!?
「か、隠し事…?」
一体何のこと?
思考をフル回転させても何も思いつかないでいると聖は呆れたように口を開いた。
「誰が他の男に裸見せていいつったよ」
鋭い聖の目があたしを捉える。
あたしはやっと気付いて視線を下げた。
「な、何で…知ってるの」
聖が言っているのはきっとお風呂上がりを渉に見られたことだろう。
「アイツがわざわざ言いに来た。何で黙ってたんだ」
さっきまで優しい雰囲気だったのに…この差は何だ
「そ、そんなの恥ずかしくて言えないよ!それにあれはただのハプニングで…」
「ったく、無防備だってわかんねぇの?…今だってほら」
気付いたときにはベッドに押し倒され聖は覆いかぶさってあたしを見下ろした。
「言っても聞かねぇやつにはカラダに直接教えこまねぇとな?」