続*俺様王子とキケンな契約!?
「もしかして…ヤキモチ?」
ドキドキしてそう言うと明らか聖の表情が険しくなる。
「余裕なんてねぇんだよ。芽衣のことになると冷静でいられなくなんの」
聖がそう言ってあたしの隣に寝転んだ。
そ、それって…ヤキモチだよね?
嬉しくなって思わずニヤけていると横から手が伸び頬をつままれた。
「何ニヤけてんだ。嬉しそうな顔しやがって。反省してねぇみたいだな?」
「し、してるよ!これからは気をつけるから!」
慌てて言うと聖は不敵に笑う。
「どーだかな?次、似たようなことがあったら…その時は容赦ねぇから覚悟しとけよ?」
スッと頬を撫でられあたしは硬直したままだった。