続*俺様王子とキケンな契約!?
「久々、一緒に風呂入るか?」
ニヤリと笑った聖はあたしの耳元で囁く。
「ちょ…っ」
「それとも、もっと違うこと…する?」
あたしの耳に小さくキスしてイジワルに言うんだ。
「…しな、しないよ…っ」
こんな朝っぱらからドキドキさせないでよ!
あたしは赤くなった顔が見えないように俯く。
「んだよ…素直じゃねぇな。さっきニヤけてたのはこの紙だろ。お前だって何か期待してんじゃねぇの?」
「そ、それは…!」
聖はどかっとソファーに座りあたしを引き寄せる。
いつの間にかあたしは聖の膝の上に跨る形になっていた。
「やっ、離し…」
慌てて退こうとしても腰にガッチリと腕を回され身動きが取れない。