続*俺様王子とキケンな契約!?



何この恥ずかしい態勢!!?


あたふたしているあたしを見て聖は楽しそうに笑う。



「お前が上ってのも悪くねぇな」



「い、意味わからないこと言わないで!」



恥ずかしくてどこ見たらいいかわからないよ!


視線を逸らしていると聖があたしの頬に手を当てる。


「芽衣……朝まで、一緒にいる?」



艶っぽい聖の表情にあたしは硬直。

少し乱れたスウェットから見える鎖骨や首筋
寝起きだからか聖の瞳がトロンとしてて色っぽくてドキドキが止まらない。



「あ、あ…朝までって…」



「二人で体温分け合って…目覚める朝…よくね?」



な、なな……っ



「一晩かけて愛してやるよ…嫌ってほど優しくな」



────っ!?



そ、そそれって…



「芽衣……」



掠れた低い声で甘くあたしの名前を呼ぶ。

ず、ズルイよ…



何て言うかなんて、分かってるんでしょ?





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