続*俺様王子とキケンな契約!?
何だか聞いたことのある言葉に胸がドキッとした。
「ち、誓いの…?」
「そ、前はしてくれなかったじゃん。」
ああ、そうだ。
あのとき『キスしよっか。』
なんて、いきなり初対面の半裸男に言われたあたしは当然パニック!
とうとうベッドまで追い詰められたあたしはそこで……
「そーいえば気失ってたしな」
神矢くんは思い出したようで笑っている。
また、バカにして…!
そりゃあんな男が迫ってきたら気失うってば!
「芽衣は知らねぇと思うけど、あのあとちゃんと寝かしてやったのオレだからな?」
……え?
そう言えば、あのときはすごく寝相良かった……
「ま、まさか…隣で寝てた…なんてないよね?」
少し間があって神矢くんは答える。
「……さぁな?」
ウソでしょおお!?