続*俺様王子とキケンな契約!?
「理沙!ありがとう!聖の誕生日は温泉旅行にする!!」
理沙の手を取って上下に揺らすと、理沙はニヤリと微笑んだ。
「当たり前でしょ〜最後は、『あたし』がプレゼントですって言ったら完璧ね!!」
理沙はふふっと笑って雑誌を閉じる。
「……え?何?なんて!?」
今、聞き捨てならない言葉が聞こえたような…
「だーから!旅行といえば、最後のオチはあたしがプレゼントよ♡に決まってるでしょ!どうせ、まだ何もしてないみたいだし?初夜が誕生日の温泉旅行ねぇ〜いいな〜」
ちょ、理沙さん?
決まってるでしょって…
結局はそういうことですか…
「あ、そうと決まったらあたしが勝負下着選んであげる!行くわよ、芽衣っ!」
「ちょっ!?理沙待って…っ!」
やっぱり、理沙に言うんじゃなかった…
あたしは呆れなが、でも内心ワクワクドキドキしながら理沙の後を追った。