続*俺様王子とキケンな契約!?
「あのさ、今度…」
今度あたしも行っていい?
そう言おうとしたとき、電話をしている後ろから何やら叫ぶ声がした。
「うおっ、熱っ!やっべ、うどんシンクに流れた!」
何やらあたしの代わりに渉がうどんを茹でてくれていたらしい。
「あ、ちょっと!火傷するから!」
渉に代わりにあたしが鍋からザルに入れた。
「あとは、冷水でしめてね」
「おっ、サンキュー」
つい電話放置しちゃってた!
慌ててスマホを耳に当てる。
「ごめんね、あの、今度ね…!」
「………なんか、楽しそうだな」
……え?
「やっぱ、明日朝一で帰るわ。んじゃ、」
「ちょっ!聖?」
まだ切りたくないのに…!
そう思っていると、聖があっ!と声を上げた。