続*俺様王子とキケンな契約!?










「いらっしゃいませ。ご予約のお客様でいらっしゃいますか? はい、ではどうぞこちらへ」



オシャレなイタリアンレストラン。


ウエイトレスさんも当たり前だけどすごく様になってて……

す、すごい…

あたしにこんなテキパキとしたことが出来るのか!?



「星野さん?今のお客様にメニューお出ししてください」



「は、はい!」




先ほどのお客様の元にメニューを持っていく。


が、しかし────



「きゃぁっ!」



慣れないパンプスをはいているせいか、少しの段差につまずいて大袈裟に転ぶ。



「す、すいませ…」



テーブルの下に入り込んだメニューを取ろうと屈み込むと……


────ガンっ



「ったぁ〜」



テーブルに頭を打ち付ける。


お客様も呆れているのかクスクスと笑ってあたしを見る。



何をしてるのかって?

バイトですよ、バイト────!!!





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