続*俺様王子とキケンな契約!?



いつもより大胆、か……



リビングに戻ると神矢くんは足を組んでソファーに座り雑誌を読んでいた。



その姿はものすごく画になってどこかのモデルみたい。


あ、あたし…そんな神矢くんと一緒に住んでるんだよね?

何だか今更になってドキドキする。


同居してたときってどうしてた?


契約のときと生活は同じであってもあたしたちは恋人同士。


意識せずにはいられない。



「お、お風呂あがったよ!」



少し上ずった声を出すと、神矢くんは雑誌をテーブルにおいてこちらに顔を向けた。



パチっと二人の視線が絡まる。



ソファーから無言で立ち上がった神矢くんはゆっくりとあたしに近づいてきた。



……えっ!?


いきなり!?




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