続*俺様王子とキケンな契約!?
「お前は元々一人暮らしするんだっただろ。それが今はオレがいねぇと寂しいなんて言ってたら一人で何も出来ねぇし。だからあんまり構ってやらなかったってこと」
な、なるほど……
確かに今のあたしは神矢くんがいない生活なんて考えられない。
だから、神矢くんはワザとそんなこと…
「んで、オレのため」
神矢くんはあたしの肩に顎をのせて言う。
「……オレのため?」
「そ、でも結局は自分で自分の首を締める結果になったけどな」
どういうことだろう…?
きょとんとしていると、神矢くんがあたしに覆いかぶさってきた。
「これからは何でも話すことな。隠し事はなしだ。言いたいことは言う。返事は?」
「……は、はい」
神矢くんはあたしの頭の横に手をつくと艶っぽいイタズラな笑みを浮かべた。
「つーことで、言いたいこと言わせてもらうわ」