続*俺様王子とキケンな契約!?
って、自分で思いながら顔が熱くなってしまう。
だってこれじゃあ神矢くんのお嫁さんになりたいみたいじゃん……
でも、いつか……そうなりたい…な
なんて。
まあ、あたしの願望だし、神矢くんとこれからどうなるかなんて分からない。
もしかして、もしかしたら……とか考えないわけではない。
ぼーっと、ただビーフシチューを口に運んでいると神矢くんが不思議そうに見つめてきた。
「口の端し、付いてんぞ」
「えっ!?」
慌ててテッシュで口を拭くけれど汚れてなんかいなかった。
神矢くんはというとあたしを見てクスクス笑っている。
「もう〜!!神矢くんっ!」
ちょうどそのとき、お風呂が沸いた音がピロリン〜と音がなった。