続*俺様王子とキケンな契約!?



「おっ、風呂沸いたじゃん。ほら、お前もさっさと食べろ」



神矢くんは綺麗に食べ終え食器をシンクに置くと急かすように言う。



「え?…あ、片付けと洗い物はあたしがやるから神矢くんはお風呂に…」



急いで食べ終えあたしも食器をシンクに持っていくと、神矢くんに腕を掴まれた。


んっ?



「片付けなんか後でいい」



そう言って神矢くんはあたしの手を引く。


「え?ちょ、どこいくの?」



気になって聞いてみると、神矢くんはあたしの耳に顔を寄せた。



「もちろん、一緒に風呂入るだろ?」



……ん?


…………ええええっ!?



< 97 / 277 >

この作品をシェア

pagetop