続*俺様王子とキケンな契約!?
ふ、ふふふ……
ふ、風呂ぉおお!?
い、いい、一緒に!?
「…なっ、入らないよっ!」
何をいきなり言い出すのだ…っ
あ、あれだ、いつもの冗談か!
そう思っていると神矢くんはそんなあたしを察したのか口を開く。
「冗談じゃねぇよ。なぁ、いいよな?」
なんて、神矢くんはあたしの耳元で低く喋る。
その色気のある低い声にドキッとして固まっていると神矢くんはフッと笑った。
「さっき“後で”つったのはダレ?」
「……そ、それはっ!」
そ、それは……それは……
口から咄嗟に出たもので……
だから…その……特に…
「まあ、何でもいい。寒いんだよ。さっさと入るぞアホ」
そう言って神矢くんはあたしをバスルームに連れて行く。