一番嫌いなアイツは彼女持ち




「付き合うとか…、まだ無理で…」




「あァ知ってる」




「え??」




そういって、翼衣は笑った。



後ろから光が差し込んでいる。





「瞬のことで、だろ。ゆっくり話したい。




部活が終わったら、裏庭に来い」





そういって、立ち去ってしまった。




言い方的には、喧嘩腰。




でも優しい瞳をしていた。



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