一番嫌いなアイツは彼女持ち





「うちは別にいいよ」




「みぃ!! みぃが行くならあたしも…」




「俺もいーけど」




翼衣も賛成する。




瞬は悔しそうにうな垂れる。




「しょーがないから、行く」








「ねぇ、それ私も行っていい??」




そして、甘い香りがその場に流れる。




あたしは手を強く握り締める。




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