一番嫌いなアイツは彼女持ち




「これはお前が心配かけた、罰だ」




そういって、瞬の顔が近づく。




「え、ちょ瞬??」




そして、唇が重なる。




あたしは目を大きく見開く。






「…お前のこと嫌いだし」





それだけ言うと、部屋を出て行ってしまった。





「…あたしだって」




あたしは顔を布団で隠す。




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