一番嫌いなアイツは彼女持ち





「…なんて、今更だよな」




そういって、瞬も海の絶景を見つめる。




「もし、好きって言ったら??」





あたしはうっかり言ってしまい、すぐに視線を逸らした。





「それは答えれない」





「え…??」




「もしそうなら、ごめんて言うかもな」




そういって、切なそうに笑っていた。




「まぁ、ありえない話なんだし」





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