一番嫌いなアイツは彼女持ち





「…」




学校に行けば、孤独だった。




誰も信用なんか出来なかった。





みぃならきっと、強引に連れて行くんだろう。




啓なら笑顔で、頭を撫でてくれる。





あたしが悲しんでいれば、いつだって皆は救ってくれていたのに…。




「麻乃…」




あたしはれいらたちの声が聞こえた。





ただ、静かに睨んだ。





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