一番嫌いなアイツは彼女持ち






まぁは、お父さんに暴力を振るわれていた。




1週間に1度は顔を見せていた。




少ないお小遣いから、電車代を引いてまで。





そんな、まぁに俺は妹のように好きだった。




だけどまぁは、いつも瞬という人を見ていた。





俺のことを初恋というかも知れない。




だけど俺からすれば、それは恋じゃなくて…。






兄弟愛だったのかも知れない。




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