一番嫌いなアイツは彼女持ち





明らかに学校で苛められた跡の、傷―。




こっちに来たせいだよな…。




それにあの高校は、いじめの学校…。



本当に苛められるなんて、俺は安易だった。





ただ、まぁが可哀想で。




もうこんな世界を終わりにしたかった。





まぁが強気な笑顔で、学校に行った後。




自分の部屋で、マッチをすった。




「はは…」




もう終わりにしよう―。




そして、火が家中を焼けつくしていった。




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