一番嫌いなアイツは彼女持ち





お願いだ、麻乃。




生きていてくれ。




そして、俺のことを覚えていてくれ―。







それから、4ヶ月。




俺は町で怪しい人がいると聞いて、家を飛び出した。





その町で、一際目立つ姿があった。





俺は思い切り抱きついた。




その人は、俺が追い求めた人物だった。





どうして、こんなに汚れているんだろう。




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