一番嫌いなアイツは彼女持ち




それから、1ヶ月。



あたし達の結婚式が決まった。



その日は、みぃも翼衣も来てくれた。




そして、結衣さんも。



啓はやっぱり来れなかったみたいだけど。



お仕事忙しいんだし。仕方ないかぁ。





「…誓いのキスは寸止めなんかしないから」




瞬が、こっそりと耳打ちをした。




あたしも頷いた。



「いいよ」



そういって、ウェディングドレスを着せてもらう。




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