一番嫌いなアイツは彼女持ち




髪はくるくるしていて、ドレスは真っ白で。



あたしの夢見てた世界―…。




瞬のお父さんの腕を借りながら、バージンロードを歩く。




そして、瞬の元へたどり着く。



「綺麗だな、さすがだ」



「そうかな…」




瞬の手のひらをそっと握る。




そして、神父さんの声が響いた。



皆の前での、誓いのキスはやっぱり緊張した。



だけど祝ってくれる皆は、嬉しくて幸せだった。



隣にいる君とずっといれるって、思えば…。




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