一番嫌いなアイツは彼女持ち





「そんな最低な、お前を俺は受け入れてやる」





「何言ってるの?!」




そういって、頬を叩く。




「あんたの方が、よっぽど最低!! 受け入れなくていいし」




そういって、瞬から逃げる。






(どうして?? どうしてキスなんかするの…??)





あたしは、恋なんて分からない。





お父さんのせいで、一途じゃないのかも知れない。




最低なのは、やっぱりあたしなんだ―。




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