一番嫌いなアイツは彼女持ち




「何かびっくり箱だったら、嫌だなぁ…」




あたしはびくびくしながら、取っ手に手をかける。




「…これで、あたしが爆発とか…」





何だか嫌な予感しかしない…。




「お母さんが、ケーキなんて買わないし…」




あたしは思い切って開ける。






「っ!!!!」




あれ…。




何も起きない…。




目をそっと開いた。




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