一番嫌いなアイツは彼女持ち




瞬の言葉は、聞こえないけどまーちゃんは、酷く傷ついている様子だった。




うちはまーちゃんを、ただ見つめていた。





ずっとうちは、瞬が好きだった。



幼馴染である、瞬が…。





だけど、瞬はうそつきだ。



本当は、まーちゃんのこと好きなのに。




顔にはいつも、嘘ばかり並べている。




瞬は覚えてるのかな??



小さい頃、本当にずっと昔。



うちが転んで泣いていると、



黙っておんぶしてくれたあの日。



< 71 / 398 >

この作品をシェア

pagetop