一番嫌いなアイツは彼女持ち




家の周りには、警察が取り囲んでいる。




近所の人は、あたしに手を貸してくれた。





「あんた、辛かったでしょう??」



そういって、泣いてしまう人もいた。





あたしはゆっくりと、家の中へと入っていった。




警察の事情聴取を受ける、父と母が居た。




あたしが、何よりも大事で愛していた人たちがいた。





「あんた!! 学校じゃないの?!」




お母さんの手には、手錠がついている。





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