ストロベリー・ラブ
「なんで嬉しそうなのよ」


冬華から冷たい視線を浴びせられ
あたしは苦笑いする。


「そ、そんなことないよ〜」


__ガチャッ__


冬華が、ドアを開ける。


そこはスタジオで。


そのスタジオの脇には
メイクスペースが
用意されていた。


へぇ〜。


「もう!嫌。
あたしの担当メイク変えて」

「まぁまぁ。
そんなに怒らないでよ。ね?」


そんな我が儘モデルのことを
冬華が宥めた。

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