ストロベリー・ラブ
そんなあたしを見た、冬華は
また大きなため息を溢した。


そして、千衣。と
呆れたように、あたしの名を言う。


いや、
あたしは、間違ったことは言ってない。


と、思う。


「冬華さん。この人
何なんですか?」


ムッとしたように
我が儘モデルは、冬華に
あたしのことを尋ねる。


「この子は、新しい
うちのヘアメイクの、、、」

「ヘアメイク?へぇ。
なら、あんたがメイクしてみなさいよ」


なんで命令されなきゃ、いけないのよ!


それに、あたしは
冬華と同じ人間だっての!!

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