ストロベリー・ラブ
最後に会ったのは、高校の卒業式の日。


それでも、彼女のことを
今ではあたしは、親友だと思っている。


彼女もあたしと同じように
あたしのことを、今でも、、、
親友だと、思ってくれているだろうか?


もう、何年も連絡も取らずに居た


あたしなんかのことを、、、


あたしは振り返り、
彼女のことを見る子が出来ない。


「、、、愛子(あいこ)さん」


我が儘モデルは、彼女の名を呼ぶ。


それで、やっぱり
そこに居るのは、彼女なのだと、、、


確信が、真実に変わった。

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