ストロベリー・ラブ
「ほら、行くわよ。
今日は、11時から
我が儘モデルの日なんだから」


我が儘モデル?

何それ?誰のことだ?


歩き出した、冬華の後に
あたしも着いて行く。


事務所を出て、タクシーを拾い
A社まで。と、冬華が行き先を言う。


今日2回目のタクシーの中で
今度は外を眺めることなく
先ほど冬華に渡された書類や
ファイルの確認する。


ん、大体頭の中に入った。


「ねぇ、さっき言ってた
「我が儘モデル」って?」

「あぁ、行けばわかるよ。
もし、あたしの担当モデルが
あんな子だったら、あたしは
絶対メイクなんてしないわ」


仕事なのに、、、

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