ヤンキーくんと甘い恋




ケータイがなった。

「もしもし?舞⁉︎」

すがりつくように電話に出た。

「ちょっと〜!どこ行ったのよ⁉︎」

少し焦りが混じった声。

「ふぇ……わかんない……。」

泣きながら話す。

「泣かないの!とりあえずなんか近くに大きい建物とかない?」

大きい建物…あっ!!

「なんか赤いビルがある!」

「了解!待ってて!」





< 63 / 155 >

この作品をシェア

pagetop