ヤンキーくんと甘い恋




次は私だ……

きたっ!!!!

これでもかってくらい全力で走った。

周りなんて見えてなかった。

ただただ走ることに夢中で、自分のためにも、みんなのためにも、走り抜いた。

舞!!!
頼んだ!!!!

そんな思いを込めてバトンを渡す。

結果は…1位!!!!!

「やったぁぁ〜〜〜!!!!!」

舞と飛び上がって喜んだ。

その瞬間一気に視界が暗くなった。

私の意識はそこで途絶えた……。




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