狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「もう俊也は…。。」
って…あれ?
俊也いないし…。
俊也は器用に浮きわから抜け出して、アタシの浮きわの後ろにいた…。
「何してんの…?」
「何にも…?」
「嘘だぁ…。なんかたくらんでる…。」
すると俊也はバシャバシャとバタアシをすると、どんどんアタシの浮輪を押して行った……。
「かえろっか?そろそろ…。」
空をみると…お日様は結構かたむいて来ていた。。。
「うん…。」
ちょっと……。
ざんねん…カナ?
結構楽しかったりしたから…。。。
だんだんと。アタシ達のパラソルが大きく見えて来た。。。
はぁ…よかった!!
無事に着いたよ…。
「なぁ美紀…?」
「なに…?」
「今、無事に帰れた〜とか思ってんだろ…〜?」
「うん…?」
そうだけど…なにが…?
するとアタシは何か違和感があるのに気がついた…。。