狼王子!?彼氏はタイヘン!!
ボカッッ!!ドスッ!
っと鈍い音が繰り広げられ、
音がなりやんでから、
アタシ達は目を覆っている手をとった。。。
するとチャラ男たちは三人とも、重ねられて、暑い砂浜の上で、山のようになっていた!
「俊也!」
「大地!」
アタシ達はそれぞれの彼の方へ飛んで行った……。
が…!!
あれ…?なんかいつもの俊也のカラダじゃないような…?
恐る恐る顔をあげると……?
「大地!!?」
なんで!?
もしかして…アタシ達抱き着く方間違えたんじゃ…?
思考回路が止まったアタシは、みるみるウチに、大地の顔がピンク色に染まっていくのが分かった…。
横を見ると同じような光景がもう一つ…。
アタシはバッと大地から離れた。
明日香も同じように俊也から離れた。
「えへへぇ〜。アタシ達間違えちゃったねー…?明日香?」
「だね〜…?。」
何が起こってるのか解っていない俊也と大地を横に、アタシと明日香は苦笑いでハイタッチをした。
とたんに…。
「「間違えたじゃねーよ〜。」」
と、俊也と大地の虚しい叫びが、海の向こうの海岸線まで響き渡っていた…。