狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「俊也が、からかうからでしょ?」
「からかってねーよ。」
嘘つき、
アタシはそんなチョットでもドキドキするっていうのに…
俊也はちがうの…?
なんか…。
いっつも余裕ぶった顔して…
ずるいよ。。。
俊也が余裕ないくらい、アタシの事を好きなんだったら、
きっとこんな気持ちしなくていい…。
いっつもアタシの気持ちばかりが…
虚しく俊也に飛んでる気がする。
「……。」
「俊也…は。」
「なに?」
「俊也はドキドキしたりしないの…?」
「………?」
「アタシは……。」
「…。」
「アタシは、いっつも…俊也のささいな行動一つで、ドキドキしたり、悲しみのどん底に落とされたり…。そんなのばっか…。」
恋は怖いってこう言うことだ…
一度はまってしまうと、もう抜け出せない…
一種の薬物と一緒だ___。。