狼王子!?彼氏はタイヘン!!
ぎゃあ!!
なっ!!
ホントに……
「やめてよ〜!!」
まんまとヒョイッと俊也にかつがれて、会場内へと入って行った…
「ここにサインをしてください。」
言われるがままに、しぶしぶサインをすると、番号の書いた、結構大きなバッチを貰った。
19番か……。
大地と明日香は20番。
大変な事にならなきゃいいけど……。
それより、どんな順序でコンテストが行われるんだろ…?
「あのぉ……。」
「何ですか?」
「コンテストって、何人くらいいるんですか…?」
「1000人ですよ♪」
そういうと、受付の人はニッコリと笑った。
せ……
1000人!!!!!?
どんだけ多いのよ!!
そんな難しい顔をしているアタシに、受付の人は親切に話してくれた。
「でも、全員が出れるわけじゃないの。」
………はい??