狼王子!?彼氏はタイヘン!!
な、なにドキドキしてんだよ
自分……。
ドキドキなんかじゃないよ…ね
少し暑いからだよ。
「は…はい。。。」
アタシは俊也に写真を押し付けた。
「ちょっとカッコイイと思った…?」
………はぁ??
何いってんのよ…
カッコイイなんて……
おもって。。。
おもってたよ!ばか!!
だから何?
ホントに男って
女の子の気持ち知らないんだから
いや…ちがうか。
俊也は知ってて
アタシを困らせてるんだ
ホント、
見かけだけだと
王子様なのに…
性格だけは鬼だからね…。
「そ!そんな事より、もう結果発表されてるんじゃない??」
アタシは人だかりを指差した。
「じゃ、見に行くか?」
「う…うん。。」
うわぁ〜
なんか変に緊張しちゃうんですが……。
だって!!
これが万が一、通っちゃうと、次は…
次は最終だよ!!?
絶対そんな事になったら
絶対気絶する!!!